戸隠神社五社の一つ、宝光社の現在の場所への鎮座は康平元年(1058年)、天暦3年(949年)に奥社の相殿として創建されたものです。
祭神は天表春命(あめのうわはるのみこと)で、中社の祭神である天八意思兼命の子です。
学問や技芸、裁縫、安産や婦女子の神とされます。
神仏習合時代には宝光院と称されていました。
嘉祥2年(849年)、学問行者によって奥社が開山し、日本神話において「天の岩戸」を開いた「天手力雄命」をお祀りしました。
※天手力雄命が投げ飛ばした天岩戸が現在の戸隠山であるとの伝承も残されています。
麓から登ってきて最初にあり、うっそうとした杉木立の階段を上って参拝します。
社殿右側の参道は、神道(かんみち)とされ、整備された自然豊かな参道が火之御子社〜中社まで続きます。